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カンガルーの殺し方の豪政府指針、愛護団体は批判

2008.1.8 12:30
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首都キャンベラ近郊でたわむれるカンガルー=2004年4月撮影(ロイター)首都キャンベラ近郊でたわむれるカンガルー=2004年4月撮影(ロイター)

 [キャンベラ 7日 ロイター] オーストラリアの動物愛護団体は6日、政府が新たに示したカンガルーの子供の「人道的な殺し方」の指針で、頭を自動車のけん引棒に「強力に打ち付ける」ことが推奨されていることに、疑問を投げ掛けた。

 環境省が発表した、銃殺されたり車にひかれた親カンガルーの袋から見つかった子供の扱いの行動規範案では、散弾銃で至近距離から撃つことも勧めている。

 野生動物保護団体「ワイルドライフ・プロテクション・アソシエーション」の代表、パット・オブライエン氏は、地元紙に対し「連邦政府は、無防備なカンガルーの子供を散弾銃で木っ端みじんにしても良いと考えていると言っているも同然だ」と述べた。

 環境省のスポークスマンは「誰もがカンガルーに愛着を持っていると思うが、数が多過ぎるのが問題」と指摘。時にはへき地でも使える現実的な方法を見つけようとしていると語った。

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首都キャンベラ近郊でたわむれるカンガルー=2004年4月撮影(ロイター)
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