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災害拠点病院:都立豊島病院を指定 /東京

 都は7日、大規模災害時の医療を担う「災害拠点病院」として、新たに板橋区の都立豊島病院を指定した。都は08年度までに計70カ所の整備を目指しており、今回で指定病院は67カ所となった。

 豊島病院は、内科、外科、小児科など19診療科を置く、いわゆる総合病院。一般病床424床を備えている。

 災害拠点病院は、首都直下型地震をはじめとする大規模災害時に、多数の患者を受け入れたり、医療スタッフの派遣などを行う。

 病床数200床以上▽耐震構造▽24時間体制の救急医療を行っている--といった条件を満たした病院の中から、都が地域分布や昼間人口などを勘案して指定している。指定病院は、患者の収容スペースの確保のほか、臨時ベッドや医療機器などを配備する。

 豊島病院がある23区西北部は、指定病院だった東十条病院(北区)が経営難などを理由に07年10月末で診療を中止したため、1カ所減となっていた。【五味香織】

毎日新聞 2008年1月8日

 

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