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損賠訴訟:「胆のう炎手術で後遺症」男性提訴 武川病院側に4100万円求め /山梨

 昭和町飯喰の武川病院で胆のう炎などの手術を受けた際、胆管が傷付き、後遺症が残ったなどとして、甲斐市内の男性(29)が同病院を開設する医療法人武川会を相手取り、慰謝料など約4100万円を求める損害賠償訴訟を甲府地裁に起こしたことが7日、分かった。同法人は「弁護士と協議中なのでコメントは差し控える」としている。

 訴状によると、男性は06年11月、腹痛のため同病院に入院。急性胆のう炎などと診断され、胆のうを摘出する手術を受けた際に胆管に傷が付き、胆汁が体外に流れ出るなどの症状が続いた。入院したまま同病院で再度手術を受けたが体調は変わらず、甲府市内の病院に転院。07年1月、転院先の病院で手術を受け、腹痛などは回復したが、度々発熱する後遺症が残った。

 男性側は、手術前に胆管などの造影を行って位置を確認する必要があったにもかかわらず、同病院は造影に失敗し、位置を確認しないまま手術をしたため胆管が傷付いたとして、病院に安全配慮義務違反があったなどと主張している。【小林悠太】

毎日新聞 2008年1月8日

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