北朝鮮支援基金「日本が100億ドル」 韓国が皮算用2008年01月07日21時46分 韓国統一省は7日、政権引き継ぎ委員会に対し、次期政権が北朝鮮への経済支援のため新たに設ける400億ドル(約4兆4000億円)規模の国際協力基金のうち、約100億ドルを、日朝国交正常化に伴う日本の資金から充てたい考えを示した。残りは、国際金融機関からの支援や海外投資の誘致などでまかなうという。 基金の設立は「北の1人あたり国民所得を10年間で3000ドルに引き上げる」とした李明博(イ・ミョンバク)次期大統領の公約を受けて決まった。だが関係筋によれば、日韓両政府間で国際協力基金への日本からの拠出について協議されたことはないという。引き継ぎ委員会の李東官報道官は7日、「拉致と核の問題が解決しない限り、100億ドルの支援は無理だろう」と語った。 PR情報国際
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