北朝鮮からウニ密輸の業者ら3人、外為法違反容疑で逮捕2008年01月07日19時31分 北朝鮮産ウニを中国産と偽った不正輸入事件で、警視庁公安部は7日、在日朝鮮人で貿易会社社長黄在性(59)=千葉県習志野市香澄1丁目=、水産物卸売会社社長市瀬剛(64)=東京都北区豊島4丁目=、中国籍で職業不詳盧傑(52)=江東区辰巳1丁目=の3容疑者を外為法違反(無承認輸入)の疑いで逮捕した。 調べでは、黄容疑者らは昨年4月、産地を中国と偽った北朝鮮産ウニ計約1トンを、経済産業相の許可を受けずに輸入した疑い。 ウニは北朝鮮沿岸でとられ、国境を越えた中国・丹東で塩漬け加工のうえ、中国・大連から仙台空港に空輸された。輸入の際の書類上の原産地は中国となっていた。 公安部は、主に中国に住み北朝鮮ともつながりの深い盧容疑者と、黄容疑者が中心とみている。輸入の際、中国政府発行の原産地証明書が提出されており、公安部は取得の経緯を調べている。 PR情報この記事の関連情報社会
|
ここから広告です 広告終わり どらく
一覧企画特集
特集
朝日新聞社から |