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社会

札幌の医師関与590件 聴覚障害手帳不正疑惑 年明け再検査(12/28 07:02)

 聴覚障害の身体障害者手帳の申請をめぐり札幌の耳鼻咽喉科医(72)が作成した診断書・意見書に虚偽記載の疑いがある問題で、この医師が関与した二○○二年度以降の手帳交付者が全道で五百九十人に上ることが二十七日、道や札幌市などのまとめで分かった。交付者の居住地は根室管内を除く十三管内に及び、半数以上が空知在住者。道や札幌市は交付者数をほぼ把握したことから、年明け以降、該当者の聴力の再検査を行う。

 道障害者保健福祉課によると、判明した手帳交付者は男性三百六十二人、女性百四十七人。交付者の居住管内別では空知が三百八人(52%)と突出しており、渡島七十七人、石狩と網走が各二十二人、胆振十四人、日高十一人、釧路十人などとなっている。

 札幌市障がい福祉課も同日までに、○三年度以降にこの医師の診断を受けた市内の手帳交付者男女八十一人を特定。中核市で独自に調査を行っている函館市は該当者がなく、旭川市は調査中という。

 道は今後、交付者の診断書・意見書を精査するとともに、医師などの専門家や札幌市と連携し、遅くとも来年一月末までに、再検査を含めた具体的な対応策を決定する。また、道の調査対象期間外の○一年度以前に問題の医師が申請に関与し、障害等級二級の手帳を取得した芦別、赤平市民百三十三人への対応については、両市と意見交換をする考えだ。

 一方、札幌市はすでに再検査を担当する病院の選定などについて、市医師会に協力を依頼。早ければ医師側の受け入れ態勢が整う一月半ばにも、再検査が必要と判断した交付者に対し、再受検を促す文書を送る。

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