倉敷チボリ公園の恒例イベントの年末カウントダウンイベントには若者や家族連れなどおよそ1万人が繰り出し、園内は活気に包まれました。そして2008年の幕開けとともに2千発の花火が夜空を彩りました。ステージでは「コダマ・セントラルステーション」など若者に人気のバンド2組がライブ演奏を繰り広げ、詰めかけたファンを魅了しました。またチボリジャパンの坂口正行社長が「自然と賑わいのあるこの場所を将来に残せるよう全力でがんばります」と力強く挨拶しました。訪れた人たちは花火やライブ演奏で年明けの瞬間を楽しんでいました。チボリジャパンでは公園の名称についてデンマークのTI社と再交渉をしないとしており、今月21日に開催される取締役会で今後の公園運営の方針などを決める予定です。
備中温羅太鼓は30年ほど前から正月の恒例行事として初日の出とともに太鼓の音色を響かせ、その年の活動をスタートさせています。鬼ノ城には夜明け前の6時頃からメンバー18人が集まりました。午前7時11分、東の空の雲の間からオレンジ色の光が差し込みはじめました。気温マイナス3度という寒さの中でしたがメンバーらは法被姿で「ええとこ囃し」などを演奏しました。鬼ノ城には初日の出を一目見ようと地域住民らおよそ150人が訪れ太鼓の音色に聞き入っていました。備中温羅太鼓は2月17日(日)に総社市民会館で演奏会をすることにしています。入場料は2500円か3000円でチケットは各プレイガイドで発売中です。
『新春親子たこあげ大会』は地元のコミュニティ協議会などが毎年、この時期に開いています。今年は、市内全域から子供たちとその家族225人が参加しました。手作りした凧のデザインが審査されたあと、参加者は 青空へ向けて凧を飛ばしました。この日は風も弱く凧を揚げるのに苦労していましたが、家族で協力しながら空高く凧を揚げていました。会場では地元の婦人会などによってぜんざいも振舞われ、参加者は冷えた体を温めていました。
これは児島鷲羽ライオンズクラブが青少年の健全育成を目的に2年前から実施しているものです。今年からは試合も行われ、参加した岡山県内4チームの小学生らが総当りのリーグ戦で勝敗を競いました。児童らにとっては新年最初のゲームとあって寒空の下、懸命にコートを走り回り、白熱した試合を展開していました。また、会場には現役Jリーガーも訪れ、子どもたちと一緒にパス練習をするなどして楽しいひと時を過ごしました。参加したのは倉敷市児島出身でJ2のセレッソ大阪から移籍し今シーズンからJ2の愛媛FCでプレーする多田大介選手ら倉敷市や金光町など岡山県南出身の3人です。子どもたちは憧れのJリーガーの指導に目を輝かせながら、初蹴りを楽しんでいました。
まずは、世界最大のネズミ「カピバラ」。南アメリカ産まれオスの『ピペくん』は、2年前に玉野市の渋川動物公園にやってきました。今年は、花嫁募集中です。好きな食べ物は、バナナとサツマイモ。草食性で笹や野菜、果物をとにかく良く食べます。およそ5,000本のハリをもつ「ハリネズミ」。外敵から身を守るための鋭いハリで覆われていますが中身は、かわいいネズミです。かわって玉野海洋博物館の干支にちなんだ生き物です。まずは、「ネズミゴチ」砂に潜り目だけを出していることから「メゴチ」とも呼ばれます。「キュウセン」は、青森県の下北地方で「ネズミ」と呼ばれる魚です。「マナマコ」は、漢字で書くと「真海鼠」です。「サラサハタ」台湾では、おいたねずみのぶち「老鼠斑」と呼ばれています。英語名がマウス・フッシュの「ハナオコゼ」腹ビレで歩くように泳ぎます。干支にちなんだかわいい生き物達でした。
市議会でははじめに秋山正議長が「48万市民の代弁者として都市基盤の整備や保健福祉の向上に努めます」と市議会を代表して挨拶。つづいて任期中最後の年を迎える古市市長が「今年は仕上げの年です。職員とともに一丸となって誠心誠意努力してまいります」と年頭の挨拶をしました。臨時市議会ではこのあと、市税の減免申請手続きを現在の「納期限7日前まで」から「納期限まで」に延長する市税条例の改正に関する議案が議決され、閉会しました。
互礼会には玉野市内の企業関係者をはじめ地元選出の国会議員や玉野市の黒田 晋 市長などおよそ260人が顔をそろえました。玉野商工会議所の三宅 照正会頭は挨拶のなかで今年のキーワードとして「線」を挙げ、「玉野の工業と商業を一体化して考え、それぞれの点を線で結んでいく、『連携』を進める年にしていきましょう」と話しました。出席した人たちは「今年もよろしくお願いします」などと互いに新年の挨拶を交わし、新年に向けての情報交換をしていました。
互礼会には児島地区の企業関係者をはじめ国会議員などおよそ150人が出席しました。はじめに児島商工会議所議員として30年間勤めた片山博通さんに感謝状が贈られたほか去年で退任した会議所役員ら7人にも感謝状が贈られました。児島商工会議所の高田幸雄会頭は「瀬戸大橋開通20周年の今年は児島地区が大きく動く年です。しっかり全国に児島をアピールしたい」と力をこめました。出席した人たちは「今年もよろしくお願いします」などと互いに新年の挨拶を交わしあっていました。最後に山田哲也副会頭が「明るい1年になるようがんばりましょう」と挨拶し互礼会を締めくくりました。