日本医師会の唐沢祥人会長が先週、小脳出血で倒れ、病院で手術を受けました。手術は成功し、命に別状はないということです。
唐沢祥人会長は4日、気分が悪いと言って倒れ、都内の病院に運ばれました。診断の結果、小脳に出血があり血の固まりが見つかったため、それを取り除く手術が行われました。手術は無事終了し、命に別状はないということです。現在は脳内が腫れないようにする治療が続けられています。
唐沢会長は一昨年4月、“自民党との関係修復”を掲げて日本医師会の会長に初当選。2008年度の診療報酬改定ではプラス改定を強く求め、医師への技術料など本体部分の0.38%引き上げが実現しました。本体部分の引き上げは8年ぶりのことです。
今年4月には日本医師会の会長選挙が行われますが、唐沢会長は再選を目指し出馬する意向を示しており、今後の容体の推移次第では会長選挙にも微妙な影響を与えそうです。(08日03:02)