2008年1月8日 2時8分更新
非行などの問題を抱える少年を共同生活などを通して支援している福岡県大牟田市のNPO法人の代表の男が、参加していた16歳の少女にわいせつな行為をしたとして、児童福祉法違反の疑いで逮捕されました。
逮捕されたのは大牟田市馬場町のNPO法人「HeartLand夢翔塾」の代表、川野弘樹容疑者(35)です。
警察の調べによりますと、川野代表は去年7月、大牟田市内に止めた車の中で塾に参加し共同生活していた16歳の少女にわいせつな行為をしたとして児童福祉法違反の疑いがもたれています。
被害者の少女が去年10月、塾を逃げ出し警察に保護されたことから発覚したもので、警察の調べに対して、川野代表は「そんなことはやっていない」と供述し、容疑を否認しているということです。夢翔塾は非行や不登校などの問題を抱える少年を支援するとして、おととし9月にNPO法人として認められていて、現在、8人の少年が共同生活を送っているということです。
警察は塾の活動実態についても詳しく調べることにしています。