【官房長官会見】「株安、実体経済と関係ない」（７日午前） (1/4ページ)

　町村信孝官房長官は７日午前の記者会見で、同日午前の東京株式市場でも株価が下落していることについて「どうみても、日本経済の実体と関係がないという印象を持つ」と述べた。会見の詳細は以下の通り。

「改めて明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします」

【株価】

　−−年明けの大発会で株価が東京株式市場で値下がりし、きょうの取引でも幅広い銘柄に売り注文が増えて値下がりしている状況だが、受け止めは

「あのー、ま、いつものことでありますけれども、この水準がいいとか悪いとかということについて政府としてコメントをする立場にはございません。まあ、あのー、しかし、よく言われているように、昨今の株価というのは日本経済のファンダメンタルズとはほぼ関係なくですね、海外の株式市場であるとか、あるいは証券市場でありますとか、あるいは米国経済、サブプライム・ローンの影響を受けたアメリカの株安の反映でありますとか、いうような要素でドンドン、ドンドン動いているというような実態にあると言われているわけでありまして、そういう意味で、私どもとしては従前からそうでございますけれども、株式市場の動向については十分注視をしていかなければならないとは思っております。しかし、どう見ても、これが日本経済の実体と関係があるのかなあといえば、関係がないなという印象を持ちますけれども、いずれにしても、特定の推移についてのコメントは差し控えたいと思います」

【普天間飛行場】

　−−普天間基地の代替施設について、一部報道で沖合９０メートル先への移設を政府が固めたという話があるが、事実は。移動することも選択肢の１つとして真剣に考えているのか