GSKによると、子宮頸がんは45歳以下の女性のがんによる死亡原因として世界で2番目に多く、毎年27万人以上が死亡している。日本では毎年約7000人が子宮頸がんと診断され、約2500人が死亡しており、20〜30代の発症率の増加が指摘されている。
現在、2社は日本人を対象とした治験データを収集中で今年中にも提出する見込み。厚生労働省は「国内データがそろい次第、各国で承認が相次いでいる状況を視野に入れながらも慎重かつ迅速な審査をする」としており、近く日本でもワクチンが導入される見通しだ。