2008年1月7日

高知大学医学部附属病院

 医師志望者の増加のために、中・高生に対し手術体験を提供する
 「外科手術体験セミナー」を開催
                  高知大学医学部附属病院

 現在、医師不足は全国的に問題となっていますが、特に地方では深刻です。
高知大学医学部附属病院ではこうした問題解決の一助として、地域の子どもたちを対象とした「外科手術体験セミナー」を昨年に引き続き開催します。

 医師不足が言われるなか、何よりも尊い人の命を救う医師の仕事を体験することにより、一人でも多くの子どもたちに医師の仕事や医療に対する興味を抱く機会を与えられることができれば・・・」という思いでの開催です。

 本セミナーでは、中・高校生に対し大学病院の本当の手術室にて、リアルな内視鏡手術シミュレーターの操作、超音波メスや手術用の特殊な糸を使った模擬手術体験、内視鏡手術トレーニング、人体モデルによる気管内挿管などの体験型プログラムを提供します。指導には外科医、産婦人科医、麻酔科医があたります。

 昨年度参加した生徒達には大変好評で、「有意義な体験をさせてもらって満足した」との声が多数聞かれました。そのうちの数名は本年度の本学医学部AO入試を受験しています。
 昨年度のようすはこちらからご覧になれます。  
【18年度外科手術体験セミナー】
 http://www.kochi-ms.ac.jp/~of_hsptl/surgery_seminar.html


◆日 時  2008年1月26 日(土)13:00〜17:30  1月27日(日)9:00〜13:30

◆場 所  高知大学医学部附属病院手術室
      高知大学医学部附属病院ホームページ
      http://www.kochi-ms.ac.jp/~hsptl/index.shtml


◆受講生  近隣中学校・高等学校から応募する約60名(30名×2日)

◆内 容  1) 内視鏡外科手術シミュレーターによる模擬手術、トレーニング体験

      2) 超音波凝固切開装置による模擬手術体験(手術台に置いた鶏肉を切開)
        と縫合糸による結紮体験(糸結び練習)

      3) 内視鏡外科手術トレーニング用模擬器具での鉗子操作体験
       (鉗子によるビーズや輪ゴムの把持、移動、クリッピング練習)

      4) 筋腫破砕装置の操作体験(ボックス内に置いた鶏肉を破砕)

      5) 気管内挿管体験(人体モデルを用いて気管内に挿管体験)

<病院概要>
  名 称: 高知大学 医学部附属病院 (Kochi Medical School Hospital)
  開 院: 1981年4月1日
  所在地: 高知県南国市岡豊町小蓮
  TEL: 088−866−5811
  FAX: 088−880−2227
  URL: http://www.kochi-ms.ac.jp/~hsptl/index.shtml