聴覚障害者を狙うマルチ商法の元代表ら7人が7日、詐欺の疑いで逮捕された。ゲームソフト会社「VIV(ヴィヴ)」元代表の牧野賢太郎容疑者、実質的オーナーで主犯格の健康食品会社社長の浦壁伸周容疑者らは各地でセミナーを開き、収益を得られる見込みがないのに「会員になれば高額の配当が得られる」などと持ちかけ、50万円以上もするCD−ROMなどを販売した疑い。被害総額は2年間で約30億円とみられ、5500人の会員の約半数が聴覚障害者。警察は集められた資金の使途や7人の役割を追及している。 (01/07 18:50)