生きるという事…
自ら望んでこの世に生を受けたわけでもない筈なのに…何故か名残惜しい。。
死にたいでもなく生きたいでもなく…
ただ…ただただ生き長らえているとするのであれば…
いや…
。
今。
生きようと…生きてゆこうと…そう心に擦り込んでいるのならば…
前だけを見つめて…辿り着くべき場所を見据えて…歩んで行かねばならない。。
ありきたりな…安っぽい波瀾万丈な物語じゃない。。
現実の厳しい真実の中で…
自分という生命に対して…正面から向かい合った時…自らの本当の姿と直面するのだろう。。。
常識を超越した先に見えてくるものって…きっと…
周囲の既成概念に囚われる事のない…自由な本来の自分なんだと思えてならない。。。
…この世から消えて無くなるって…恐いな…怖い…
生きるって……こんなにも…こんなにも…こんなにも。。幸せなのに。。。
信じたい…可能性を。。運命を。。。
そうでなければ…死ぬよりも先に…息絶えてしまいそうだから…
遥
もうすぐ…もうすぐ…そう思いながらも…
目を覚ます瞬間になかなか遭遇できずにいたけれど…
とうとう…
その時が訪れようとしているのがわかる。。
理屈じゃなく…根拠もなく…単なる勘ではあるけれど…感じる。。。
自分の中に何かが生まれつつある。
理想とされる自分なのか…理想の自分なのか…それはまだわからない…
本当の自分。
一体、、、何者なのか。
主観。客観。視点が違えば観え方は異なるのだろう。。
善なのか…悪なのか…それすらも捉え方や受け止め方で変化するのだろう。。。
まだ見ぬ新しい自分に恐れを抱きながらも…
知りたい…見てみたい…心からそう願ってる自分自身が今ここにいる。。。
未熟だとしても…
素直に…真直ぐに…を大切にしていきたい…たとえそれが…好まざる姿であったとしても。。。
これから起こるであろう現実が真実なのだから…
遥
人生を大きく左右する決断を迫られて…
躊躇する自分に気がついていながらも平常心を装ってしまう。。
とてつもなく大きな岐路に立たされた時…
迷いに迷い…戸惑い…困惑し…
選択する事を放棄したくなる衝動に駆られてしまう。。
しかし…その果てに何が待っているのか…どこかで悟れていたりする。。。
だからこそ…目の前の分岐点と正面から向き合う勇気がほしいよ…
目先の多幸感に囚われず…
将来に多大な可能性を秘めている困難の道を歩むべきなのだろう…
何かを得るのならば…何かを棄て去る覚悟をしなくてはならない現実…
求める事と…求められる事と…狭間の中でもがき苦しみながらも…
最終的にいずれかを決断した時にこそ…
大きな一歩を踏み出すのだろう。。後戻りは出来ぬ大きな大きな第一歩を。。。
さて…自分はどちらに歩を進めようかな…
遥
息が白くなりはじめ…雪がちらつく季節…
哀愁漂うこの時季の空気はとても澄んでいる。。
綺麗な空を見渡すと…清々しさを感じながらも物思いに耽ってしまう。。。
色々な想い…過去の出来事…現在の心境…そして未来の夢。
不思議と鮮明に描写され…気づくと時間すら忘れている。。
とても…心地良いひとときが自分を包み込む。。。
夜空となれば光りたちは瞬き輝いている…
そんな時…
ふと我に返ると微笑んでいる自分がいたりして。。
足早に過ぎ去ってゆく毎日に翻弄されていたとしても…
至福に身をゆだねるだけのゆとりを…心の豊かさを…常に持ち続けていたい。。。
人間として輝いていたいから…
遥
恋愛って言葉…この時代には少々照れ臭い雰囲気が漂う…
嬉しい様な…恥かしい様な…そんな甘くも切ない心の動きを感じてしまう。。
恋して愛するという事。
この世に生を受けた誰しもが触れる素敵な出来事。。
惚れて惚れられてを共有し合い…優しさや思いやりを伝え合い…
一生人生を共に歩んでいく事を互いに選択するに至るのは本当に幸せの瞬間。。。
出逢い…恋して…愛する。。
激しい摩擦や確執を幾度も繰り返し…破局の危機に直面しながらも…
気がつけばいつも一緒にいる…ごくごく自然に…まるでそうなるのが当然かの様に。。。
愛すればこそ…すれ違うもどかしさ…
触れ合い事で温もりを感じつつも傷つけ合う事もある…でも確実に深まりゆく二人の絆。。。
本気で愛するには勇気も必要…覚悟も必要…
見返りを一切求めず…ただただ相手の幸せを追い求める愛しい想い。。
誰でもないたった一人のかけがえのないその人を…
時には遠くから…時には近くから…見つめ続ける事で自分の幸せを感じてしまう。。
そう…愛する人の笑顔そのものが自分にとっての幸せなんだと。。。
ずっとずっと永遠に恋焦がれていたいよ…
遥
感情など投げ捨ててしまいたい…
そう感じる瞬間に遭遇する…こんな思いをするくらいならいっその事…。
怒りや…哀しみや…
涙が溢れ零れる感情は全て…自分の中から消し去ってしまいたい。。
無感情になれればどれほど楽だろう…
虚無感をも感じない自分へと変われたらどれほど…
しかし…
無感情とは全ての喜怒哀楽を感じない姿。
悲しさも…淋しさも…情けなさも…惨めさも…悔しさも…感じない事と引き換えに…
嬉しさや…楽しさや…愛しさまでも失ってしまうわけで。。
人間らしさに乏しくなって得られる事って一体…
きっと生きてる意味さえも見失ってしまう姿なんだと思う。。
苦しくて辛くて…激情に押し潰されそうでも…決して逃げる事を選択すべきではないはず。。。
泣き叫んだって…怒り狂ったって…恥を晒したっていい…
かけがえのない大切な大切な心を護り抜きたい…必死で耐え忍びたい。。。
自らの思い描く未来を手にする為に。
遥
もう…あの場所へは戻れない…
だけれど…今歩んでいるその先は決して奈落の底では無いと。そう信じたい。。
時は常に未来へ淡々と刻まれていく…
戻る事も止まる事も無く…ただただその先へと流れてゆく。。
今自分は何処にいて…何処へ向かうのか…
それは誰にもわからない…自分という存在以外は。。。
光り輝く場所でも…
暗い闇の場所でも…
自らが選択をし続けた先に辿り着いた場所。
安らぎでも…
苦しみでも…
きっと笑みが零れる場所であるはず。。
人生一度きり。
長い短いの年月に意味は無く…
辿り着いた場所にこそ意味が有るわけで。。
その意味を探し求めて…旅の歩を進めてゆく。。。
そう…今もその旅の途中…
一瞬一瞬を無駄にする事無く歩みを感じていきたい。。
生きてる証として。
遥
