2007年7月の選挙で当選した参院議員120人の資産が7日午前、国会議員資産公開法に基づき公開された。時事通信社の集計によると、1人当たりの不動産と金融資産を合わせた平均資産額は2378万円と過去最低を更新。05年1月の前回の2605万円より8.7%減少した。自民党の大敗で比較的資産が多い同党のベテラン議員が相次いで落選し、野党の新人議員が大幅に増えたことなどが影響した。
参院選では、衆院からのくら替え組を含む初当選者が過半数の65人に達した。そのうち7人が不動産、金融資産ともゼロだった。資産ゼロは全体では14人で、前回の5人から3倍近くに増えた。
1人当たり平均資産の内訳は土地、建物などの不動産が1460万円で、前回の1724万円を下回った。一方、預貯金や有価証券などの金融資産は前回の881万円より増加し、918万円だった。
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