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庶民の味、外国人が探訪・訪日旅行者の嗜好に変化

 食べたいのはラーメン・お好み焼き、行きたいのは居酒屋……。日本を個人で訪れる旅行者の嗜好(しこう)が変わってきた。国際観光振興機構(JNTO)の調査では、旅行者の7割以上が日本料理に関心を示し、多くは手ごろな値段で食べられる身近な食事に関心を持っていた。「ミシュランガイド」で高級店が脚光を浴びる一方、庶民の味も外国人をひき付けている。

 「トンカツが食べたいのですが、いい店はありませんか」。東京・JR有楽町駅前の東京交通会館内にある外国人向け総合観光案内所の担当者は、最近オーストラリア人の旅行者からこんな質問を受けた。

 米国から来た大学生の3人組は「日本人が普段行っている店を紹介してほしい」と案内所の職員に声をかけ、会社員らでにぎわう定食屋に向かった。注文は煮魚定食や海鮮ちらし。案内所の職員は「旅行者が好む食事が変わっている」と話す。(07:03)

社会 | おくやみ