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政治

「純国産」開発を加速 ステルス機 防衛省、F22調達と両にらみ(01/07 07:20)

 防衛省は新年度、レーダーに探知されにくい「ステルス」性能を備えた戦闘機の実証機開発を本格化させる。昨年十、十一月に十勝管内大樹町で模型による飛行実験を行っており、五年以内の初飛行を目指す。次期主力戦闘機(FX)の有力候補である米ステルス機F22Aラプターは、軍事機密流出を懸念する米国が輸出に難色を示しており、防衛省は純国産戦闘機開発技術を確立することで、F22導入実現に向けた交渉力を高める狙いもある。

 実証機の総開発費は四百六十六億円。防衛庁技術研究本部(現防衛省技術研究本部)が一九九五年、研究に着手しており、二○○八年度政府予算案では七十億円が計上された。

 これまでの研究開発で、○五年度にはフランス軍の施設で機体のステルス性能試験を済ませた。昨年の大樹町多目的航空公園で行った実験では五分の一模型を使い、計三十三回の飛行試験を行った。

 同本部は「急激な方向転換時の、失速を防ぐための必要データを集積できた」としている。

 防衛省はF22の調達見通しが立たない中、中国やロシア、韓国がそれぞれステルス戦闘機開発を加速させているとして、実証機開発を急ぐ構えだ。

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