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結婚、再び減る・07年は71万4000組

 厚生労働省が1日付で公表した2007年の人口動態統計の年間推計によると、婚姻・離婚件数はともに減少した。婚姻件数は71万4000組と、5年ぶりに増加した前年に比べ1万7000組減った。婚姻の減少は将来の少子化に拍車をかける要因になりそうだ。一方で離婚件数は03年以降、5年連続で減り続け、前年比2000組減の25万5000組となる見通しだ。

 婚姻件数の減少は、都市部を中心に進む晩婚化や未婚化が影響しているとみられる。一方、離婚件数は07年4月に始まった離婚による年金分割制度が「熟年離婚」を助長するとみられていたものの、離婚件数の減少傾向には変化がなかった。ピークだった02年以降、マイナス傾向は続いている。

 このほか、推計では死因についても調べた。がんが33万6000人と最も多く、次いで心疾患が17万3000人、脳卒中などの脳血管疾患が12万7000人となる見通し。(15:08)

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