21日、平成13年生まれの子供の生活実態を毎年調べる厚生労働省の「21世紀出生児縦断調査」の第6回結果が公表された。
今回は子供が5歳半の時点で実施し、約3万8000世帯から回答を得た。
習い事をしている家庭は前年の38%から57%になり、男児には水泳、女児にはピアノが人気ナンバーワン。
子育てにかかる費用は「月4万円以上」が全体の6割強、子育ての悩みは「出費がかさむ」が42・3%で、前回まで多かった「自分の自由な時間が持てない」を超え初めてトップになった。
その他、テレビゲームや携帯型ゲームなどコンピューターゲームをする子供は50・6%で、前回より倍以上の大幅増となった。
働く母親の割合は51・4%まで上昇し、初めて半数を突破した。出産前の就業率である54・5%に近い水準に近づいていた。ただ、母親の就業先はパート・アルバイトが25・8%と最多で、常勤は16・5%だった。
厚生労働省 第6回21世紀出生児縦断調査結果:
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/syusseiji/06/index.html