46歳の女性が自分の卵子と夫の精子による体外受精で妊娠し、赤ちゃんを出産していたことが6日、分かった。体外受精を担当したのは、セントマザー産婦人科医院(北九州市)。若い女性など第三者の卵子を使う体外受精で50歳代の女性が出産した例はあるが、今回は「自分の卵子を使う体外受精で国内最高齢ではないか」という。
田中温院長によると、受精卵を卵管に移植する「ジフト」という体外受精を発展させた手法で女性が妊娠。昨年10月上旬、帝王切開で2800グラムの赤ちゃんを出産した。出産時の年齢は46歳7カ月、初産だった。母子ともに健康という。(07:03)