求む！「ヘルシー派の店」

県の健康づくりシンボルマーク「おっピー」

■県、１８日まで応募受け付け／ＨＰやパンフで紹介

　県は、健康に配慮したメニューや弁当を提供する飲食店を募集している。栄養士らが認めれば、「おいしーヘルシー提供店」としてパンフレットなどで店をＰＲする。応募は１８日まで。

　県は０３年度から、メニューの栄養成分表示を飲食店に促している。資格を満たし「栄養成分表示の店」として登録する店は、０７年１２月現在で約７００店に上る。

　今回はさらに、料理の内容にも踏み込んで活動を展開。「おいしーヘルシー提供店」の認定条件として、昼食は６００キロカロリー、夕食は８００キロカロリー程度に抑える▽塩分控えめで野菜が十分とれる▽盛りつけが物足りなさを感じさせない――などを挙げている。

　料理は栄養士などが調査、検討する。認定登録店は県のホームページや、県発行のパンフレットに掲載されるほか、３月に岡山市内である食育イベント「おいしーヘルシー発表会」でメニューが紹介される。また、「栄養成分表示の店」にも登録され、シンボルマーク「おっピー」＝写真＝の使用が許可される。

　応募資格は、（１）主食、主菜、２種類以上の副菜の定食やセットメニューを提供できる飲食店、旅館、ホテル、弁当製造販売店などの施設（２）保健所や栄養士会による栄養価の計算結果に基づき、多少のメニュー変更ができる（３）「栄養成分表示の店」として、継続的にヘルシーメニューの提供と栄養表示ができる――の３点。

　希望する店は、メニューの名前や内容を添えて近くの保健所に申し込む。問い合わせは県健康対策課（０８６・２２６・７３２８）へ。