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2008年1月6日(日) 朝刊 2面
県庁舎 全面禁煙へ/来年度にも
 受動喫煙による健康被害を防ぐため県は、二〇〇八年度にも県庁舎内を全面禁煙にする。現在、非常階段の踊り場など庁舎内の一部に換気扇を取り付け、喫煙場所に指定しているが、職員や来庁者から「人が出入りするたびに煙が漏れる」「長寿県にふさわしくない」など苦情が寄せられていた。

 職員の健康障害の防止や健康増進に取り組む本庁知事部局衛生委員会は、県庁一階と十四階に喫煙コーナーの設置を検討した。しかし、県禁煙・分煙施設認定制度実施要綱に定められている「喫煙室から煙もにおいも漏れず、新鮮な空気の供給にも配慮」した設計には、一千万円以上かかることから、財政難を理由に再審議し、計画を断念した。

 県職員厚生課によると、定期健診を受けた知事部局の職員千八十二人のうち、自己申告した喫煙者は百八十七人(約17・3%)。そのうち、約66%が禁煙に関心があると答えた。衛生委員会のメンバーで職員健康管理センターの伊礼壬紀夫室長は「職員の健康を守るために、受動喫煙は見逃せない。相談に乗り、たばこをやめるためのサポートをしていきたい」としている。

 〇三年に健康増進法が施行され、多数が利用する施設の管理者に受動喫煙防止対策の措置が求められた。県は〇六年に受動喫煙防止の認定制度を開始、〇七年十一月末現在で、県立中部病院など約七十カ所が敷地内完全禁煙、宜野湾市役所など約二百カ所が施設内完全禁煙に認定されている。



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