| チョコレート輸出額 6倍余に 東京税関などによりますと、日本国内に輸入されるチョコレートは、ベルギーやフランスなどの1粒500円以上もする高級チョコレートが人気を集めたこともあって、おととしの売り上げは189億円に達し、5年前に比べておよそ30億円、率にして20%近く増えています。その一方で、輸入品と国産品をあわせた国内全体の消費量は伸び悩んでおり、販売シェアを脅かされている製菓業界は、アジア地域を中心に海外への販路の拡大に力を入れてきました。その結果、日本のチョコレートの輸出額は、平成8年には7億円でしたがおととしは43億円と、この10年間で6倍以上に増えたことがわかりました。主な輸出先は経済成長が著しい中国や台湾で、動脈硬化の予防に効果があるとされるカカオを多く含んだ製品などが富裕層を中心に人気を集めているということです。業界団体では「経済的に成長しているアジアの国々では、やや割高な日本のチョコレートも受け入れられるようになっている。特に中国は北京オリンピックで需要の増加が見込めるので、さらに力を入れていきたい」と話しています。 | 1月6日 19時4分 |
| | | チョコレート輸出額 6倍余に 1月6日 19時4分
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