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日中歴史共同研究の第3回会合を終え、記者会見する北岡伸一・東大教授(左)と歩平・中国社会科学院近代史研究所長=6日、北京市内〔共同〕

日中歴史共同研究、7月前半までに報告書

 【北京=高橋哲史】日中間の歴史認識の食い違いを埋める目的で進められている日中歴史共同研究の第3回会合が6日、北京で2日間の日程を終え閉幕した。記者会見した日本側座長の北岡伸一東大教授は「目標としていた6月後半か7月前半に報告書を出すことがだいたいできると自信を深めている」と述べた。

 これまで全体会合のほか「古代・中近世史」と「近現代史」の2つの分科会を開いてきた。最終報告書は統一見解ではなく、双方の主張にそれぞれが意見を付けた形になる見通しだ。 (21:31)