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都会の若者・団塊世代「おいで」

2008年01月05日

〜大田市が空き家情報サイト〜

 大田市は今春、同市内の空き家情報を集めたインターネット検索サイトを開く。都会の若者や団塊の世代の移住を増やすのがねらいだ。

 市によると、40年前に約5万9千人だった市の人口はほぼ減り続け、昨年12月1日現在の人口は4万960人。転出と自然減を合わせ、今後も年300〜400人が減る計算という。市によると、市内の空き家は約1900戸。全住宅の約15%を占める。

 新しく作るサイトのタイトルは「おおだの未来検索サイト『どがどが』」。地元NPOや宅建業者の協力を受けて、市内の空き家情報をできるだけ多く集め、パソコンで簡単に検索できるようにする。

 サイトにはこのほか、仕事や生活の情報も載せる。

 人口減に歯止めをかけようと市は、定住促進本部を一昨年4月に設置。新産業創出や子育て支援などに重点を置いた定住促進ビジョンを昨年9月に制定した。先月21日には、行政と民間の話し合いの場として11団体で「おおだ定住促進協議会」を結成し、取り組みを強めている。

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