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【大阪府知事選】マニフェストを比較すると (2/2ページ)
このニュースのトピックス:地方自治
●教育
橋下氏は、公立小学校などの運動場の芝生化、全公立中学校への給食導入、府立高校の学区制見直しなどを掲げた。熊谷氏は学力テストで全国45番目だった府の学力問題を重要視し、小人数学級で学力を引き上げることを約束。梅田氏は府立高の統廃合の中止、35人学級を現在の小学1、2年生から同3年と中学1年にも広げるほか、橋下氏と同様、中学校の給食実施も盛り込んだ。
●福祉
橋下氏は原案では、子育て世代への集中投資を掲げる一方、高齢者らの福祉施策を盛り込んでいなかったが、公明や自民府議からの指摘を受けて、障害者自立支援や高齢者介護を行う団体、NPOへの補助制度創設を入れた。熊谷氏は、高齢者のセーフティーネット構築を目指し、病気で倒れた高齢者が適切な診療や介護を受けられる態勢づくりを明記。また、一人暮らしの高齢者のため、見守り支援事業を小学校区単位で展開することも盛り込んだ。梅田氏は生活保護世帯への一時金の回復や、高齢者・障害者のために道路、駅、公共施設のバリアフリー化を進めるとしている。