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東福岡MF井上本山2世だ/高校サッカー

Jリーグ入りへ最後のアピールを誓う東福岡MF井上
Jリーグ入りへ最後のアピールを誓う東福岡MF井上

 本山2世襲名だ。U―18日本代表候補、東福岡MF井上翔太(3年)が31日、松商学園(長野)との初戦で、Jリーグ入りへの道を切り開く。2年ぶりの出場を導いた司令塔は、OBの鹿島MF本山ばりのパスセンスとアタック力が武器。夢のJリーガーを目指す高校最後の戦いに挑む。

 最後のアピールだ。東福岡の大黒柱が、自らの足で夢のJリーグ入りをたぐり寄せる。「プロに行きたいんですよ。選手権次第ですね」。最後の挑戦の幕開けを告げる国立競技場での開会式に臨んだ井上は、キリリと顔を引き締めた。

 あきらめることはできない。一度は、Jクラブとの入団交渉が順調に進んでいたが、予選前に破談となった。大学からの誘いもあるが「プロの話がこなかったら、そのときに考えます」。進学の話は封印し、最後までプロ入りへの望みを捨てない。

 開会式前日の29日、東福岡OBで、高校3冠を達成した鹿島MF本山がプレーした天皇杯準決勝をテレビ観戦。本山が決めた鮮やかな決勝ゴールに刺激を受けた。「本山さんもここで優勝を経験している。自分たちも優勝したいですね」。準決勝、決勝の舞台となる国立競技場でのアピールに意欲を見せた。

 開会式後、千葉県内の練習場に移動し、約1時間の調整。井上がキッカーを務めるセットプレーに時間を割いた。「本山さんと同じ(Jの)ピッチに立てるようになりたい」。多くのJリーガーを輩出してきた強豪を率いる攻撃的MFの大きな戦いが始まる。

[2007年12月31日8時59分 紙面から]

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