園児とサッカーをして触れ合う田中選手

園児とサッカーをして触れ合う田中選手

 プロサッカーJ2のアビスパ福岡に所属する田中佑昌(ゆうすけ)選手(21)が5日、広川町新代の広川幼稚園(川島伸子園長、300人)を訪問し、園児とサッカーをしたり、もちつきを楽しんだりして交流を深めた。

 田中選手は1992年度の卒園生。八女市内の小中校を卒業し、西日本短大付高(同市)を経てアビスパ入団。03年には17歳以下の日本代表に選出されるなど活躍している。この日は同園の依頼で訪問した。

 同園では、田中選手の登場に園児たちは大はしゃぎ。保護者らも応援に駆け付けたもちつき大会では、田中選手と一緒にきねを持ち、懸命に振り下ろしていた。

 サッカー選手が目標という中島勇士君(6つ)は「僕も田中選手みたいになりたい」と感激した様子。田中選手は「2度目の訪問ですが、いい気分転換になりました。来季こそはチームのJ1昇格を目指したい」と抱負を口にしていた。


=2007/12/06付 西日本新聞朝刊=