【滋賀】大津に「スーパーレスキュー」発足 大規模な災害や事故に対応2008年1月5日
大津市は4日、大規模な地震や事故の際に救命活動に当たる「高度救助隊」の発隊式を行った。 高度救助隊は消防庁の指針に従い、中核市や特例市に配備。市は2006年に県内で初めて指名され、1日付で消防局内に設置した。事業費は約1億円。 愛称は「スーパーレスキュー」。専用の救助工作車のほか、地中の細かな音の探知機や、がれきの下に潜る細長い探査カメラ、救助中の余震警報器などを装備する。 隊員は全10人で、常時5人態勢で待機。火災や水難事故、近隣都市の災害にも駆け付ける。 式は消防局内で行われ、目片信市長(66)が「市民の安心安全のため、迅速な対応を期待する」と訓示し、隊員章を授与。内田建児隊長(45)が「市民から愛され、信頼される隊となります」と誓った。
|
|