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レスキュー工学の「竸基弘賞」に東北大助教と早大院生

2008年01月05日

 国際レスキューシステム研究機構は、防災・レスキューシステム研究で優れた業績を上げた若手研究者に贈る「第3回竸基弘(きそい・もとひろ)賞」に、東北大助教の大野和則さん(31)と、早稲田大院生の目黒淳一さん(27)を選んだ。今回は救助ロボットという分野を切り開いた田所諭(さとし)・東北大教授(47)に特別賞を贈る。授賞式は、16日午後3時から、神戸市の神戸国際会議場で開かれる。

 大野さんは、救助ロボの遠隔操作技術やがれきの中の状況を詳細に把握する「複眼カメラ」などを開発。目黒さんは、全地球測位システム(GPS)測量を応用して災害時の現地情報を効率よく集め、地図上に表現する技術開発に貢献した。

 

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