記事一覧

売られた喧嘩

とあるブログのコメント欄にて、ある半可通が私および聖ピオ十世会のことについて、いい加減なことを書き散らしているのを読んだ。聖ピオ十世会批判は珍しくもないが、今回は私にも火の粉が降りかかっているので黙っているわけにも行くまい。

この手合いの特徴は、聖座(実質的にはエクレジア・デイ委員会)がこれまで何を言ってきたかを知りもせず(故に半可通と呼ぶのだが)、逆に言ってもいないことを勝手に言い触らすことである。これで当人は聖座に忠実な信徒だと思っているのだから呆れたものだ。

もちろん反論ができない訳ではない。むしろ大いにやりたいくらいである。しかし、彼我のギャップは大きい。議論の前にカトリックの信仰を確認し、公会議前後の出来事を見直し、この問題を表現している言葉の一つ一つを洗い直す作業が必要である。さもなくば、途中で何度も「そもそも」を繰り返す煩雑なものになるだろう。

面倒ではあるが、そのうち、その「そもそも」を順序よく書いておこうと思う。その上で、必要があれば、半可通のコメントを俎上に載せることも考えている。

related page(s) 聖ピオ十世会

コメント一覧