現在位置:asahi.com>社会>その他・話題> 記事

「不適切だが、やむを得なかった」 赤字隠しで太田知事

2008年01月04日21時36分

 大阪府が財政再建団体に転落することを回避するため、04年度から4年間で総額3500億円の「赤字隠し」をしていた問題で、太田房江知事は4日、「再建団体にならないための措置。不適切かもしれないが、やむを得なかった」と述べ、公式に事実を認めた。この日、大阪市内で開かれた新年互礼会の会場で報道陣に語った。

 太田知事は「具体的なやり方までは知らなかった」と自らの関与を否定。そのうえで「財政運営をつまびらかに府民に知らせるのは府政の責任。説明責任を果たすことについては改善していきたい」と述べた。

PR情報

このページのトップに戻る