国内最大の地下駐輪場4月に
この駐輪場は、東京・江戸川区が1日におよそ3000台の自転車が放置されていた葛西駅周辺の対策としておよそ70億円をかけて駅前の地下に建設を進めているものです。9400台の自転車を収容できる国内最大の地下駐輪場で、最新の管理システムが導入されます。利用者の情報を記録した「ICタグ」を自転車に取り付け、入り口でボタンを押すと「ICタグ」のデータを読み取って自動的に駐輪場所まで運ぶ仕組みです。朝のラッシュ時などに備えて、自転車を預けるのにかかる時間は5秒ほどです。受け取るときは専用のカードを読み取らせると5秒から20秒ほどで自転車が運ばれてくるということです。事前の登録をすれば誰でも利用でき、1か月の料金は一般で1800円、学生で1000円で、ことし4月にオープンします。江戸川区の土屋信行土木部長は、「住民からの苦情が多い駅周辺の放置自転車をなくすには大規模で利便性が高い駐輪場が必要だと考えた。自転車は環境に優しいので利用しやすい取り組みをさらに進めたい」と話しています。 |
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