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身近な温暖化影響 全国調査へ

国内では最近、西日本までの暖かい地域に生息していたツマグロヒョウモンやナガサキアゲハなどのちょうが関東地方でも見られるようになったほか、桜の開花が全国的に早まる傾向にあるなど、地球温暖化の影響ではないかとみられる動植物をめぐる変化が相次いで報告されています。こうした状況を受けて、環境省は、来年度から各地の市民に参加を呼びかけて、日常の生活の中で気づいた温暖化の影響とみられる動植物や自然現象の変化について初めての全国調査を行います。調査は全国共通で数項目の質問に答える形でインターネットなどで回答してもらい、携帯電話で撮影した写真や、変化が確認された場所に関するデータを送ってもらうことも検討しています。寄せられた情報はデータベースとしてまとめられ、今後の温暖化対策に生かされるほか、インターネットなどで公開して市民が温暖化対策に取り組むきっかけにもなるよう活用されます。調査を行う環境省の生物多様性センターは、ことしの春、全国で数十万人を目標に参加者を募集し、夏ごろから調査を開始したいとしています。
もどる1月5日 11時51分
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