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【長野】

復職希望の看護師に公開講座 飯田市立病院

2008年1月5日

 不足する看護師の復職を支援しようと、飯田市立病院看護部は、再就職者対象の公開講座を十七日に開く。看護の基本や最新医療を凝縮した初めての試みで、多くの参加を呼び掛けている。 (石川才子、高橋徹志)

 看護師不足は同院も例外ではなく、本年度から正職、臨職を問わず中途採用を始めたところ、これまでに二十人が採用となり、手応えを感じた。今後も積極的に中途採用を進めるべく、事前の学習講座を企画した。

 午前十時−午後四時四十分で、高気圧酸素療法、逝去時の看護、看護提供方式「固定チームナーシング」、感染防止対策、病院における接遇などについて学ぶ。

 飯田下伊那地方に住み、看護職資格があり再就職を考えている人が対象。同院への再就職希望のあるなしは問わない。問い合わせは、同病院=電0265(21)1255=へ。

     ◇

 飯田市鼎中平の健和会病院でも二十九−三十一日の三日間、看護師復職支援研修を開く。昨年二、三月と九月に続き、三回目。看護師の有資格者で、しばらく医療や看護の職場を離れていた人が対象。基本的な看護技術や知識を学ぶ。過去の受講者の意見を踏まえて、病棟体験などより実践的な実習を取り入れている。これまでの参加者の中には現在、看護師として同病院で働いている人もいる。

 同病院は「個々の要望に合わせたきめ細かな研修にしたい」としている。参加費は五百円。申し込みは十八日までに同病院=電0265(23)3116=へ。

 

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