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【独女通信】パチンコに現実逃避と癒しを求める独女の本音

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【独女通信】パチンコに現実逃避と癒しを求める独女の本音
 独女の皆様にとって「パチンコ」というものはどんなイメージだろうか?
 ちょっと周辺にリサーチしてみると「麻雀や競馬と違って知的さがない」「ヤンキーの香りがする」「おやじくさい」など、あまり良いイメージが聞かれなかった。ちなみに彼女たちは皆パチンコをまったくしないたちである。

 元カレの影響によりパチンコにハマり、別れた今も打ち続けるマサコさん(35歳、仮名)はヤンキーでもオヤジでもないオセロの中島知子似の美人。「最近同じ年代の女性が増えているんだよねー。機種も明らかに女性向けっぽいやつが増えたしさ」と彼女は言う。

 そういわれてみると確かに夏ごろ、倖田來未が出演しているテレビCMが頻繁に流れているな、と思ったらパチンコ台のCMだったことを思い出す。さらには今後、あの浜崎あゆみのパチンコ台も登場! なんていうニュースもあった。倖田來未に浜崎あゆみ……確かに女性向けと思しきラインナップである。

 そこで今回、実際に店舗をのぞいてみることに。すると意外や意外、びっくりするくらいキレイな女性が1人で打っていたりする姿があちこちでみられるのである。うーん、確かに「女性客は多い」という話は本当なのか。
 そこでパチンコ界における超老舗雑誌「パチンコ必勝ガイド」を発行する白夜書房にお話をお伺いしたところ「確かに年々若い女性が増えていますね。全体的にみると3割〜4割程度が女性です」(パチンコ必勝ガイド編集部)とのこと。3割から4割! これはこちらが予想していたよりはるかに高い割合である。

 しかしなぜこういった女性がよりによってパチンコにハマるのだろうか? 
 まず前述のマサコさんは「私にとってパチンコは最も簡単にできる現実逃避であり癒し」と断言する。

「“簡単”っていうのはまず、どこにでもお店があるってこと。パチンコ屋さんってどんな街にもあるから地元でも楽しめるし、あと旅行先の田舎とかでもできるでしょ」
 なんと旅行先でもパチンコをついやってしまうらしい。そんな時くらいやめればいいのにと思うが、それほどパチンコにおける“現実逃避と癒し”の魔力は絶大ということか。
「パチンコ打っているときって何も考えなくいいんですよ。ただ玉と液晶画面の動きをひたすら凝視し、大当たりのチャンスを願うだけ。無心ですね。あと店内の玉の音は確かに普通の人ならうるさいと思いますが、ヘビーユーザーにとってはこれも雑念を取り払ってくれる心地良いBGMですね(笑)」(マサコさん)

 そしてもう1人、「パチンコ好きは両親の影響」というユウコさん(30歳、仮名)も「パチンコの魅力は現実逃避」と語る。
「私の場合、仕事がとにかく激務なんですよ。だからストレスもすごいし、そのせいか周りの女性は私も含め、ほとんどが喫煙者。でも最近ってタバコを吸いながら現実逃避できる場所って全然ないでしょ。でもパチンコはそれができるから」

 彼女の言うとおり、最近はほとんどタバコが吸えない環境になっている。ただタバコを吸うだけならドトールなどのコーヒーショップもいいが「タバコを吸いながら女性が無心になれるのはパチンコしかない!」とユウコさんは力説する。

 しかしパチンコ店に女性客が増えているのは、前述の「パチンコ必勝ガイド」編集部は「ホールやトイレが綺麗に清潔感あふれるようになったり、店員のサービス向上するなど、ホールの営業努力によって女性が気軽に入りやすくなったのが要因でないか」と分析している。

一見接点がなさそうな独女とパチンコ。探ってみると案外その接点は遠くはなさそうだ。興味がある人は一度チャレンジしてみるのもいいかも? ただし、ハマりすぎにはご注意を。(高山惠)

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