【ワシントン3日共同】米航空宇宙局(NASA)は3日、燃料センサーに異常が見つかったスペースシャトル「アトランティス」の打ち上げは24日以降と発表した。日本の実験棟「きぼう」建設の第1便で土井隆雄宇宙飛行士が搭乗する次の「エンデバー」の打ち上げは、予定されていた2月14日からずれ込み、2月末か3月になる可能性が高まった。
NASAによると、燃料センサーに関係する接続器を取り換え、正常に作動するかの確認に2週間かかる。追加の燃料注入試験が必要になると、打ち上げは2月2日か7日になる。
NASA幹部によると、シャトルの打ち上げから次の打ち上げまで5週間必要。エンデバーを2月14日に打ち上げることはないという。
アトランティスは欧州実験棟「コロンバス」を搭載する。
(16:25)