２日午後５時45分ごろ、香川県まんのう町七箇の農道の中央付近で、近くに住む山内末明さん（77）が乗用車にひかれました。山内さんは病院へ運ばれましたが、頭などを強く打っていて約40分後に死亡しました。この事故が香川県で今年初めての死亡事故になりました。乗用車を運転していた観音寺市の72歳の男性は「倒れている男性に気づきブレーキをかけたが間に合わなかった」と話していて、警察のその後の調べで、現場にほかの車のブレーキ痕が残っていたことや、山内さんの傷が事故の状況と一致しないことなどがわかりました。このため警察では何者かが山内さんをはねたまま逃走した可能性もあるとして、ひき逃げの疑いでも捜査しています。