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元日活女優で現在米国ハリウッドで映画プロデューサーとして活躍する筑波久子さん(米国名:チャコ・ヴァンリューエン)は12月18日夜、ウェスティンホテル東京で、筑波さんが主宰するIXフィルムグループパートナーズのクリスマスパーティーを開催。江戸初期、島原の乱を背景に天草四郎の生涯を描くハリウッド映画「IX Destiny’s Warrior」の製作を明らかにした。
今回の「IX Destiny’s Warror」は、「“世界のヒーローである天草四郎”を全世界に紹介したい」(筑波さん)と7年前から企画を温めていたもの。江戸時代初期に来日した西洋人の武器商人から見た、徳川幕府に対抗して島原の乱を指導した天草四郎を描く大作。筑波さんは「“永遠の命”をテーマに、3万人の農民を主導して自由と正義のため16歳で逝った天草四郎を描き、アクションあり、アドベンチャーあり、ラブストーリーありの大エンターテインメントとして製作したい」と抱負を語った。
シナリオは筑波さんと数人で共作、監督は米国人監督を人選中。キャストは、主人公の天草役は日本及びアジア圏でオーディションを実施する。武器商人とその恋人役は近々、米国人俳優が決定する。製作は筑波さんが主宰するIXフィルムグループを中心に、「バットマン」「300(スリーハンドレット)」を手掛けたマーク・カントン氏と日本側はウィズピクチャーズの竹本克明氏が参加する。撮影は600万米ドル(日本円:製作費は66億円)。撮影は08年秋にイン、日本及びアジア圏でロケを敢行し、09年夏以降、完成の予定。米国及び日本での配給は未定。
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