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雪崩起きるような所ではない

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北アルプス・槍ヶ岳の岐阜県側の登山ルートでは、31日午後11時半ごろ、標高2000メートル付近で雪崩が発生し、テントに泊まっていた徳島と東京の登山グループのあわせて7人が巻き込まれ、このうち男性4人が死亡しました。ほかの登山者に救助された徳島県の「徳島岳人クラブ」の鈴木基男さん(47)と長瀬美代子さん(30)、東京の「三峰山岳会」の竹内豊さん(38)の3人は、2日午前11時すぎ、警察の山岳警備隊員らとともに、ふもとの登山口に歩いて下山しました。このあと、3人は報道陣の質問に答え、このうち竹内さんは「現場にテントを張ったのは、雪崩が起きるような場所ではなかったからだ」と話しました。現場は傾斜が緩く登山者がテントを張って夜間泊まる場所として知られていますが、この年末は一度に大量の雪が積もり、新雪が一気に崩れる表層雪崩が起きたとみられています。警察は、救助された3人や同じようなルートを登山した人たちから話を聞いて、雪崩が起きた状況を詳しく調べています。一方、死亡した「徳島岳人クラブ」の市川啓二さん(51)と西井健さん(31)、それに「三峰山岳会」の越前屋晃一さん(60)と金指伸一さん(45)の4人の遺体は、ヘリコプターで収容されたあと、地元の警察署に移され、遺族や友人が対面しました。警察は4人の死因についても調べることにしています。
もどる1月2日 18時5分
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