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石油の枯渇年数 11年短縮

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この調査は、日本の石油開発会社で作る団体「石油鉱業連盟」が、世界の油田の開発状況などを基にまとめました。それによりますと、世界で確認されている石油の資源量は1兆1100億バレル余りで、生産量にして37年分に当たるとしています。そのうえで、未発見の推定の資源量も計算に入れた石油が採掘できる残りの年数=「枯渇年数」は68年となり、5年前の調査に比べて11年縮まったとしています。これは、中国やインドなどの新興国の経済成長で石油の消費が急速に拡大し、世界全体の石油の年間消費量が5年前より8.5%増えたことによるものです。石油鉱業連盟では、新たな油田の発見が進まなくなった場合には枯渇年数はさらに短くなる可能性があるとしています。調査の座長を務めた芝浦工業大学大学院の藤田和男教授は「中国やインド、アメリカなどを中心に地球全体の石油を使う速度が非常に速まってきており、枯渇年数を延ばすためには代わりのエネルギーの活用も今まで以上に考える必要がある」と話しています。
もどる1月3日 17時8分
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