外務省は海外での日本語普及に向けた取り組みを強化する。漫画やファッションなど日本の最新ポップカルチャーに精通した日本語教師を新たに公募し、海外に派遣する事業を来年度から始める。政府が支援する海外の日本語教育拠点も、現在の10カ所から今後3年間で100―200カ所に増やす。
同省では通常の日本語教師については、これまでも独立行政法人の国際交流基金を通じて海外に派遣してきた。今回はポップカルチャーに詳しい日本語教師を選び出し、送り出すのが特徴。人気が高まっている日本製のアニメやゲームなどにあやかって、日本語の普及を促す狙いだ。(01日 14:17)