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第19発『瞼の裏の世界で』


 耳を劈く銃声と、割れるような歓声と、道化師のギャロップ。
小学生の頃から体育祭の光景は変わらない。

 曇り空の下、真っ白な体操服に身を包んだ生徒たちが、その俊足を競い合っている。
「いけ、小林!西本さんにいいとこ見せろ!信用を取り返すチャンスだぞ!」
体育祭は午後の部に入っていて、現在、花形種目の真っ只中だ。
 運動部対抗の男子スウェーデンリレーで野球部のアンカーを務めるのは、我がクラスの小林隆太。
彼は本日のベストパフォーマンス賞を狙ったのか、このリレーにブリーフ一丁で出場しようとした。
しかし運営側の許可が降りず、彼はスタートラインに立った時点で生徒指導部から厳重注意を受けてしまった。
多くの生徒や保護者が見守る中で、彼はクラスの笑い者だ。
恋人の西本エリカも呆れ果てていた。
「うぉぉおおおおお、見ろ、俺の走りを!エリカ!愛してるぜ!」
あっという間に独走状態に入り、余裕の表情で三年三組の待機場所に手を振る小林。
西本は面倒臭そうに手を振りながら、「別れようかな…」と呟いていた。
「このリレーが終わったら、しばらく私たちのクラスの出番はない。黒沢くん、わかってるよね?」
「ああ、わかってるさ」
 三組の生徒全員が席を立ちながら小林の走りに目を奪われている最中、
僕と北原だけはまったく別のことを考えていた。
僕たち二人は、他の生徒たちとはまったく違う理由でこの日を心待ちにしていた。
 今日、全てに決着をつける。
この日まで抱えてきた行き場のない劣情も、余すところなく全部消化してやる。
「軽く一等賞ゲットだぜ!」
 三年三組の待機場所に凱旋帰還した小林は、仲のいい生徒たちとハイタッチを交わしている。
一方で、次の種目へと移るアナウンスと同時に、席を離れていく生徒たちも多かった。
熱しやすく冷めやすい現代の若者たちは、自分と自分のクラスメイトの出場種目以外には、
とんと興味を示さない。
 一応原則的に、体育祭の最中はずっと自分のクラスの待機場所に留まっていなくてはならないのだが、
そんなことお構いなしに他のクラスの仲間の元に移動する生徒も少なくない。
運動場から離れたウォータークーラーの近くも人気スポットだし、
中庭や体育館裏で携帯をいじったりボールを蹴って暇を潰している連中だっている。
 つまり今日一日は、誰が、いつ、どこに消えたかなんて、確認のしようがないのだ。
そこが格好の狙い目だった。
「行くよ、黒沢くん。準備はいい?」
ほどなくして、北原が僕の肩を叩いた。
今日は出席番号順でグラウンドに席を並べているため、彼女との密談も容易だった。
「溜まりに溜まってるよ」
 僕は席を立ち、北原に導かれるようにしてクラスの待機場所を離れた。
その際、滝川の席に一瞥を投げた。
彼女は長岡と、なにやら楽しそうに談笑している。
その笑顔は眩しすぎて、僕には正視できなかった。
 ふと、六月の修学旅行の時のことを思い出した。
屋代摩子と山田光義。
前回北原がターゲットにした二人も、滝川と長岡のように、こうして肩を並べて笑い合っていた。
あの時、僕はその二人を前にして、怯んでしまった。
あの時の計画は、結局失敗に終わった。
 だけど今回は、前と同じ轍は踏まない。
僕が今見たいのは、変わってしまった滝川の笑顔じゃない。
それが失われる瞬間だ。

 事前の“仕込み”のおかげで、教室には難なく侵入することができた。
北原には今朝、クラスに一番乗りで登校してもらい、教室の鍵を開けるついでに、
天井に近い位置にある小窓のロックも外してもらっていた。
こうして僕は、五月の末に須川と原田に制裁を加えた時と同じ方法で無人の教室に侵入することに成功した。
 全生徒の椅子が校庭の待機場所に移動しているせいもあって、
昼間なのに人影のない教室は、閑散としていて静かなものだった。
外から聴こえてくる体育祭の歓声と放送がなければ、ここが学校だということも忘れてしまいそうだ。
 僕は窓の外の北原を見遣る。
彼女はそれを計画開始の合図と受け取って小さく頷き返し、僕に背中を向けた。
彼女には今回、この計画を円滑に進めるためのサポート役を引き受けてもらっている。
体育祭の最中とはいえ、いつ誰が教室に近寄ってくるとも限らない。
いざという時僕が即座に作業を中断できるよう、北原が廊下を見張っていてくれるというわけだ。
 とはいえ、ゆっくりしているわけにも行かない。
早く、やらなくては。
「滝川……」
 僕は滝川マギステルの席の前に立ち、目の前の机の木目にそっと触れた。
机の中には、普段彼女が使っている教科書とノートが、
几帳面に明日の時間割の順に整頓されて詰まっていた。
机の脇のフックには、目立つような汚れも、蛍光ペンの落書きも、アクセサリーすらも着いていない、
まるで新品のように綺麗な学校指定の鞄が掛けられている。
 僕の脳裏に、一時間ほど前の、
滝川がこの机の上に弁当箱を広げて、白く細い指先でプラスチックの箸を動している光景が浮かんだ。
その時、滝川の真向かいには、机をくっつけて同じように弁当箱を広げる長岡の姿があった。
滝川は子供を相手にするように、自分が箸で取った料理を、長岡の口元に運んでいた。
幸せそうな二人の姿。
この一ヶ月の間、毎日のようにまざまざと見せつけられた光景。
僕と北原が、少し離れた席で独りで、苦虫を噛み潰すような表情で見守った光景だ。
「ごめん、滝川…」
僕はもう、そんな光景を、見たくはないんだ。
見るに、耐えないんだ。
 僕はそっと瞼を閉じ、体操服のズボンをゆっくりと降ろした。


 目を閉じた後に僕の視界に広がったのは、見慣れた図書室の入り口だった。
中に人の気配はなく、しんと静まり返っていて、まるで音のない世界に来たような感覚に陥る。
心なしか、図書室の中はじめっとした空気で満たされているようだった。
近くにあった年季の入った木製の本棚に触れると、室内に居ても外の気候を知ることができた。
どうやら外では雨が降っている。
 図書室の中央に踏み込むと、いつものテーブルで本を読んでいる滝川の姿が目に入った。
雨の日の図書室には、いつも滝川の姿があった。
きっと、僕が雨の日の図書室を敬遠するようになってからも、彼女はこうしてここを訪れていたのだろう。
 他に人がいる様子はなかった。
いつもなら貸し出し窓口にいるはずの図書委員の姿も見当たらない。
今、この世界にいるのは、僕と滝川のふたりだけだ。
「滝川」
 僕は、微動だせずに活字を追っている滝川の傍に立ち、彼女に声をかけた。
滝川はゆっくりとした動作で顔をあげ、きょとんとした表情で僕を見上げた。
「僕が雨の日に図書室に現われなくなってからも、ずっとここに来てたのかい?」
滝川は本を読む手を休めて、いつものように落ち着き払った態度で答えた。
「もちろん。黒沢くんが来なくなって、私けっこう寂しかったんだよ?」
「そうか…僕も寂しかったよ」
だったら来たらいいのに、と滝川は微笑した。
「来れなかったんだよ。君がいたから」
僕は苦笑するしかなかった。苦笑しつつ、自嘲気味に言った。
「長岡と付き合い始めて毎日変わっていく君を見ているのは、僕には耐えられなかった」
「……」
「それでも僕は君を好きだった。だけど、君はどんどん長岡を好きになっていく。見ていてわかったよ。
君たちが肩を並べて笑っているだけで、僕の胸は槍で突かれたみたいに痛むんだ。毎日がそうだった。
そんな気持ちが、君にはわかるかい?」
 滝川は答えなかった。かといって考えるふうでもなく、ただじっと、透き通った瞳で僕を見ていた。
「日々、惨めになっていく自分がいたよ。毎日が自己嫌悪の連続だった」
 今まで言えなかったことも、録音した台詞を再生するようにすらすらと言えた。
僕は感情の吐露を続ける。
「君は長岡を選んだ。世界がひっくり返ったって僕は長岡にはなれない。長岡と僕は決定的に違う。
そんなことを思う度に、行き場の無い悔しさが込み上げてくるんだ」
「……」
 滝川は、無言のまま俯いてしまった。
彼女の視線が僕から外れるのが嫌で、僕は彼女の肩に手をかけた。
「君は僕の手の届かない人になっていた。だけど、ここでならこうして君に触れられる」
 瞼の裏の世界では、全てが僕の自由だ。誰も僕に抗うことはできない。
第一校舎三階の女子トイレの、あの狭い箱の中で、毎日僕はこの世界に入り浸ってきたのだ。

「だから今だけ、君は僕を好きになるんだ」

すると、僕の言葉に操られるように、滝川が椅子から立ち上がった。
同じ高度で重なり合う視線。
「滝川………僕のこと、好き?」
訊ねると、彼女はこくんと頷いて、いつもの笑みを僕に向けてくれた。
「好きだよ」
 そう言って、彼女は笑顔のままに制服のチョーカーを解き始めた。
襟から外れたチョーカーを机に置くと、今度は服を脱ぎ、それも机の上に置いた。
続けてスカートのホックを外す。すとん、とスカートが床に落ちた。
スタイルのいい全身をあらわにした、下着姿の彼女がそこにいた。
 僕が無言で見守っていると、滝川は今度は背中に両手をまわし、ブラジャーのホックを外した。
美術の教科書の中で見るような、形のいいバストが僕の目の前に晒される。
最後に、彼女は身を屈めて、パンティの縁に手をかけ、するするとそれを降ろしていった。
 気がつくと、滝川は一糸纏わぬ姿になって、僕の前に立っていた。
光を当てれば透けそうな白い肌が、薄暗い図書室とのコントラストで眩しかった。
 そして、彼女は何も言わなかった。
何も言わずに、笑顔のまま表情を停止させて、僕を見つめていた。

その笑顔が、痛かった。

「……ダメだな、僕は…」
なんだか急に哀しくなって、僕は左手で顔を覆った。
「ホンモノの君の前じゃ、恋愛小説の恋の相手にはなれないのに…」
指と指の間が、濡れたような気がした。
「こんなことばかり得意だ…」

ここでなら、君が望む恋の相手にもなれるのに。
君に、手が届くのにな。

 僕は裸になって、滝川を床に押し倒した。
彼女の首筋にキスをしている時は、唇が火打ち石になって全身に火が灯るようだった。
だけど彼女の唇には、キスはしなかった。
両手で形を確かめるように掴む彼女の胸は、柔らかくて、温かくて、
彼女の腹に頬を当てると、なんだか安らかな気分になった。
彼女の腰のくびれに手をあてて、膣の中に入る。
何かを探すように、僕の息子に横溢する力を使い、全力で掻き乱して。
 そして最後には、白い液体が溢れ出た。
僕が彼女の中で出した液体は、彼女の体内に収まりきらずに外に漏出する。
しかし僕は彼女の中を探すのを止めない。
穴の空いた如雨露のように、彼女の陰部から僕の液体がとめどなく湧き出てくる。
 ゆっくりと、図書室の中が白濁色の液体で浸水していく。
滝川の身体は、僕の精液の中に沈んでいた。
僕は腰までその液体に浸かり、それでもなお彼女を犯し続けた。


 午後四時。
閉会式を終えて、くたびれた顔の生徒たちが椅子を片手にぞろぞろと教室に帰還していた。
半日の間秋風のもとで汗をかき声を枯らした生徒たちはみな、表情に疲労困憊の色を浮かべている。
「あー水筒カラだ。お前貸してよ」とか「体操服汗吸いすぎで気持ち悪い。早く家帰りたい」といった
内容の会話が、教室のあちこちから耳に入ってくる。
「野宮まだかよー」という声もちらほら聴こえた。
 担任の野宮先生が教室に戻ってこない限り、終わりの会はできず、解散もできない。
ある者は机に突っ伏し、またある者は熱を帯びた身体にデオドラントスプレーを吹きつけながら、
全学年総合準優勝の盾を職員室に置きにいった野宮先生の帰りを待っていた。
 けれど僕は、野宮先生を待ってなどいなかった。
ただただ、滝川の様子だけを窺っていた。
 滝川は水筒で冷やしたお茶で喉を潤していた。
そして、その水筒を半日ぶりに鞄に戻そうと、机のフックに手を伸ばして……
彼女は、制止した。
一拍置いて、鞄を手に取り、机の上にそれを下ろす。
彼女は気付いたのだろう。鞄のファスナーが半分、開いていることに。
 それでも彼女は、鞄のファスナーを全部開いた。
そして、大きく目を開いた。
「ねぇ、タッキー。帰りどっか寄ってかない?」
間が悪いことに、そこで滝川の前の席の女子が、滝川に声をかけた。
「……え?あ、うん。行こっか」
滝川は困惑しつつも、にっこりと笑って返事を返した。
前の席の女子は満足そうに「じゃあ今日は一緒に帰ろうね」とだけ言って、滝川に背を向けた。
 前の席の女子が完全に向き直ったのを確かめて、再び滝川は机の上の鞄を凝視した。
遠目に見ても、その表情が凍りついているのがわかった。
水筒を膝の上に置いたまま、どうすればいいのか戸惑っているように見えた。
 それを確認したうえで僕は席を立ち――
滝川の隣に、立った。
「滝川、ちょっと頼みたいことがあるんだけど」
「え…?何?」
振り向いた滝川の表情には、余裕がなかった。
そのまま畳み掛ける。
「実は昨日の社会科の授業、途中で寝ちゃってて…ノート、取ってないんだ」
一瞬、視線を北原の席へと移す。
彼女は能面のような硬い表情で、僕たちの席を注視していた。
「こんなこと頼める相手、他にいないからさ……
よかったら、ノート貸してくれないか?明日にはちゃんと返すから」
「あ、うん。いいよ。ちょっと待ってね」
さぁ。
計画の、仕上げだ。
 滝川はノートを探そうと、机の中に手を伸ばす。
そして、教科書とノートの束を、途中まで引き出したところで―――その手を止めた。
「……何これ…」
彼女は教科書を掴む手を小刻みに震わせつつ、小さく呟いた。
僕は全てを知りながら、彼女に問いかける。
「…どうしたの?」
彼女は答えなかった。
かわりに教科書を掴んでいた両手を離し、飛び上がるように席を立つ。
ばさばさばさ、と音を立てて、教科書が床の上に零れ落ちる。
彼女は片手で口元を覆いながら、眉を八の字に吊り上げて両目を大きく見開いていた。
「タッキーどしたの?」
滝川の異変を鋭敏に察知した彼女の友人が、滝川の席に近寄ってくる。
他にも何人かの生徒が、何事かと僕たちのほうを見ていた。
「具合悪いの?」
間抜けな顔でそう訊ねた友人に、滝川は俯きがちに首を横に振るだけだった。
「疲れて気分悪くなったんじゃない?タッキー今日いっぱい走ったし。保健室行く?」
滝川の友人の生徒は屈みこんで、滝川が落とした教科書を拾おうとする。
そして、彼女も教科書に触れずに、その指を制止させた。
「やだ何これ…」
異変に気付いて、他の生徒たちも滝川の席に集り始める。
その中の一人の男子生徒が、興味本位で教科書に手を伸ばす。
そして彼は、驚きの混じった声で小さく叫んだ。

「うっわ何これ!精子ついてんじゃん!」

きったね、と言って彼は滝川の教科書を投げ捨てた。
近くに集っていた女子生徒が、それぞれに小さな悲鳴をあげながら後ろ足にそれを避ける。
滝川の足元に散らばった教科書やノートには、多量の精液がぶちまけられていた。
「滝川殿!?」
滝川を囲む生徒たちの肩を押しのけて、長岡が駆け寄る。
 …滝川のヒーローにしては、遅いご到着だ。
滝川は、口元に手を当てたまま俯いている。
どう声をかけるべきかわからないのか、長岡はうろたえていた。
僕たちの周りでは、他の生徒が奇異の目で滝川の席を見つめながら、口々に何かを囁いている。
 どよめきの中で、滝川は気を散らせば聞き逃しそうな小さな声で呟いた。
「ちょっと、トイレ行ってくるね…」
そう言って席を離れた彼女の肩は小さく震え、顔面は蒼白になっていた。
 滝川が教室後方の入り口にとぼとぼと向かうと、長岡がその後を追った。
二人を避けるようにして、その周囲にいた生徒たちが道をあける。
僕の隣からは、滝川の鞄にも着目した好奇心旺盛な男子生徒の
「やべぇ鞄の中もぐちゃぐちゃだって!」という声が聴こえてきた。
僕は事件とは無関係を装って、近くにいた生徒に「とりあえず何か拭くものを」と声をかけた。
……我ながら白々しい反応だった。
 一方、滝川は。
まるで全身の血の気が引いたような真っ白な顔になって、
教室の入り口の手前で立ち止まっていた。
僕も含め、何人かの生徒が滝川の震える背中を見守っていた。
「……滝川殿…」
長岡が、滝川の肩に後ろからそっと手を伸ばした、その時。
口元を押さえていた滝川の手が離れ、彼女の頬が風船のように小さく膨らむのが見えた。
そして、
「うっ」
という、滝川の声にならない声が聴こえて―――

彼女は、その場で嘔吐した。

びちゃびちゃびちゃ、という吐しゃ物が床にひろがる音とほぼ同時に、
女子たちの長い悲鳴がいくつも重なった。
 滝川はその場に屈みこんで、続けざまにもう一度、喉の奥にあったものを床にぶちまけた。
僕の頭の上では、無数の悲鳴が飛び交っている。
 教室は一時、騒然となった。
このパニックは、野宮先生が教室に戻ってきても、そう簡単には収束しないだろう。
北原に視線を向けると、彼女は無表情のまま、目を細めて遠くから滝川の背中を見ていた。

 ……感慨などなかった。
都合よく痛覚が麻痺しているのか、滝川の惨めな姿を見ても胸は痛まなかった。
かといって充足感を得られたわけでもない。
滝川を汚すことで行き場のない想いが解放されるだなんて、あるはずもなかった。
 ただ、僕には。想いを表現する術が。
こうするしか、なかっただけだ。
 図書室で、あるいはカラオケで、映画館で。
今まで滝川が僕に見せてくれた、数々の笑顔が頭をよぎる。
「さようなら…」
もう手が届かなくなってしまった、僕が恋焦がれた、滝川マギステル。
 僕の中に残っていた過去の遺物は、たった今消え去った。

 滝川の足元で、彼女がぶちまけた吐しゃ物が池を作っている。
長岡に背中をさすられている彼女の背中は、いつもよりずっと小さくなっていた。
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