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小沢邸新年会に150人参加 政権獲得視野に入った影響か (1/2ページ)
このニュースのトピックス:小沢一郎
今年の元旦も、東京・深沢の小沢一郎民主党代表の私邸で、恒例の新年会が開催された。今年は解散総選挙による政権交代の可能性も出てきたこともあって例年以上に大盛況で、民主党議員や関係者、OBを含む担当記者ら約150人が集まった。
小沢氏も終始ご機嫌で、あいさつでは次期総選挙を政権交代可能な政治を実現するための「最終決戦」と位置づけ、「国民のために頑張りたい」と政権獲得に意欲を表明、出席者からは拍手が沸き起こった。
新年会の会場は小沢邸の2階の50畳ほどの部屋で行われ、おせち料理と小沢氏お気に入りのにごり酒など各種のお酒がふるまわれる。小沢氏のあいさつの後は無礼講となり、小沢氏の周りには入れ代わり立ち代わり、人が集まり、小沢氏と意見交換をし、会場は大にぎわいとなる。今年も午後1時から始まり、宴は4時すぎまで続いた。
小沢氏は竹下登内閣で官房副長官を務めていた昭和63年から毎年、この新年会を開催、私も小沢氏担当になった平成5年以来、毎年出席している。政治部記者になった2年から数年後までは、閣僚級や自民党の派閥幹部クラスのいわゆる大物政治家の多くは、こうした新年会を自宅で催していた。政治部記者の元旦の仕事は、親しい政治家の新年会をはしごすることで、重要な取材の場だった。