羽田 第4滑走路の工事本格化
羽田空港の4本目の滑走路は、平成22年10月のオープンを目指して現在の空港の沖合に建設が進められています。2500メートルの滑走路のうち3分の2は海を埋め立てて造りますが、残りは多摩川の流れをせき止めないよう世界初となる桟橋構造が用いられます。工事は、現在土台となるくいを海底に打ち込む作業が進められ、今月からは鉄骨を組み合わせて作った「ジャケット」と呼ばれる桟橋構造の滑走路本体の据え付けが始まるなど本格化する見通しです。4本目の滑走路の完成で、羽田空港を離着陸できる旅客機は1日に1100便余りと30パーセント余り増え、国内線の大幅増便が可能となるだけでなく、中国や韓国などアジアの近距離路線を中心とする国際空港に生まれ変わります。国土交通省東京空港整備事務所の三上武彦総括建設管理官は「工期が遅れているが、工事のピッチを上げ、何とか目標に間に合わせたい」と話しています。 |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|