その他雑文・愚痴


2008/01/01
 皆様、新年あけましておめでとうございます。
 本年もよろしくお願いいたします。

 スンマセン、いろいろと忙しくて更新滞ってました。
 もっとも、これも日常といえばそのとおりなんですが(苦笑)。
 かなり愚痴が多くなっていたので心機一転、新ファイルにしました。

 まず最初に、微妙に情報がオープンになっていますので、こちらでも告知しておきます。
 『群青の空を越えて』のノベライズが出版される予定です。ムック本を作ってくださった一迅社様によるものです。一応、今年一月中には出るのではないかと。
 長い間お待たせして、大変申し訳ありませんでした。遅れたのは全部早狩の責任です。ゲームの発売から二年ですか。今でも忘れず、楽しみに待っていてくださっていた方に感謝すると同時に、深くお詫び申し上げます。
 ……だからお願い、買ってね。懐が許す限り、何冊でも。あと、ほんの少しで結構ですから宣伝に協力してください。助けると思って(苦笑)。

 ライター関係でそれ以外の近況としては……まぁ、多少はあるのですが、現状ではまだご報告できるような段階にありません。
 というわけで、たまには個人的な趣味の話を少し。
 ……鹿島アントラーズ二冠バンザイ!(これかよ!)
 スポーツは何でも一通り見る自分ですが、やはりメインはサッカーです(しいて言えばサブはカーリングとアメフト、陸上系かな。あとアイスホッケーとか)。最近の日本サッカーの妙な迷走ぶりに不安を感じていたので、アントラーズの復活は本当に嬉しいです。
 オシムジャパンやレッズが、決して悪いサッカーをしているとは思わないのですが、残念ながら継続性、という点で疑問符が残ります。オシムやギドが居なくなった(今年のレッズはギドの遺産だと思う)らどうなるのか。あまり良い想像が出来ないのです。今季の千葉の成績や、来期の浦和がそれを証明しています。
 多少のシステムの優越性や思想の先進性より、一つの方向の継続が、サッカーには何より重要だと思うのです。その意味で、J発足以来常に4バック、監督も含め助っ人はブラジル人のみ、という鹿島のサッカーは、『継続は力である』という言葉を体現している存在ではないでしょうか。
 極論してしまえば、優秀な監督、特別な戦術は、日本サッカーを底上げなどしないのです。むしろ愚直にでも確固たるスタイルを練り上げるのが、強豪とよばれる国への最終的な道のような気がします。
 見ていて面白い、という点も含めて、自分の中ではトルシエジャパンが歴代の日本代表のベストです。岡田ジャパンがどのようなサッカーをするのか。楽しみではありますが、そろそろ鹿島のように、監督が替わっても変わらぬ方向性を日本全体で身につけてもいい時期に来ているように思います。

 最後に、自分は部外者なのですが、最近のlightと『ディエス・イレ』について思うところを少し。
 クリエーターを信頼し、純粋にその目指す作品を生み出す。会社にとってそれはある意味、丁半博打とよく似ています。100点の作品は、0点の作品を生み出す覚悟がなければ作れないからです。ディエスの現在の評価は群青の評価などとも表裏一体の関係であり、他人事とはとても思えません。現実に、群青も同様の評価を受けていた可能性は大いにあるからです。
 勿論、実際にお金を払ったユーザー様が、その内容に不満を訴えるのは当然の権利であり、否定しようとは思いません。しかし購入した作品の内容が、時に自分の期待値を下回っているのが本気で許せないならば、あきらかに管理された、クリエーターとは呼べない方々が作る、当たり障りのないゲームを量産するメーカーに資金を投じる事をお勧めします。簡単には手に入れられない感動や、自分がこのゲームを見いだした、といった喜びを求めるのならば、制作会社同様、ユーザー様もリスクを背負うべきではないでしょうか。金銭を払った、というだけでは不十分です。なぜならば、現在、創造的なゲームを作ろうとするシナリオライターとは金銭以上の何かを失う覚悟がなければ続けることが社会的に不可能な職業だからです。
(もしくは管理された創造性のない作品に感動する鈍感さを身につけるかです)
 けれど、この一件で志を曲げるなどあり得ないと、自分は服部代表とlightに楽観的です。そして大多数のユーザー様にも。常に可能性を信じ、共に前向きに歩んでくださった方々が居たからこそ、lightも、そして自分もここまで来られたのですから。
 そして正田さん、もしこれを読んでいたら……苦しい時に力になれず、本当にすみませんでした。
 もしよかったら、今度内緒でこっそり呑みましょう。連絡、待ってます。



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