皇居で天皇皇后両陛下が皇族方などから新年のあいさつを受けられる「新年祝賀の儀」

皇居で1日、天皇皇后両陛下が、皇族方や福田首相らから新年のあいさつを受けられる「新年祝賀の儀」が行われた。
「新年祝賀の儀」は1日午前10時から、皇居宮殿で行われた。
天皇皇后両陛下は、皇太子ご夫妻や秋篠宮ご夫妻など、皇族方や福田首相、衆参両議長などから新年のあいさつを受け、陛下は「ともに新しい年を迎えることを、喜ばしく思います」と述べられた。
午後には、130カ国余りの外国大使らのあいさつも受けられた。
天皇陛下は、新年を迎えての感想の中で、2006年に相次いだ食品の偽装表示や年金問題など、「国民生活に不安をもたらすような社会的状況がいくつか明らかになったことは、残念なことでした」と述べられた。
両陛下は、2日午前10時すぎから、皇太子ご夫妻や秋篠宮ご夫妻など、皇族方とともに皇居で行われる一般参賀に臨まれる。
静養中の皇太子妃雅子さまは、午前中の一般参賀に出席される。
夕方には、愛子さまや悠仁(ひさひと)さまからもごあいさつを受けられる予定。