【三重】携帯119番通報で位置確認 津市消防もシステム導入2008年1月1日 津市消防本部は1日から、119番の通報者の位置が分かる携帯電話・IP電話位置情報通知システムを導入した。消防指令センターを共同運用している四日市市と桑名市の両消防本部でも昨年4月に導入しており、県内で2カ所目。 同システムは、第3世代の携帯電話やIP電話などから119番通報があると、携帯電話基地局や衛星利用測位システム(GPS)からの情報をもとに通報者のいる場所を把握する。同消防本部によると、感度がいい場合、数十メートル単位での特定が可能という。 ただし、184を押して非通知発信した場合、位置情報をつかめない。また、より正確な位置特定のために「可能な場合は、通報の際には場所や目標となる建物などを口頭で伝えてほしい」(津市消防本部)としている。 (井波和夫)
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