多田富雄さんの本の中で指摘されています「国民皆保険制度」の崩壊の件で気になっていることがあります。
テレビで毎日、米国保険大手のアリコやアメリカンファミリー保険のCMが膨大な広告費を使って流され、かなりの数の加入者を獲得している様ですが、これは、単なる民間企業の営業CMの枠を超えて、将来日本の「国民皆保険制度」が崩壊し、「医療・介護保険」を民営化するのを見越して、今から公的医療保険を当てにせず、民間保険に加入する方向へ、日本人の意識を変えさす目的があるのではないかと疑われます。
又外資系保険会社が、例えば今回のサブプライムローンで莫大な損害をこうむり、倒産の危機に陥って海外市場から突然撤退するとすると、何百万人の日本の保険加入者への保障は一体どうなるのでしょうか?
以前私が使っていた米国のコンピューターGatewayが、業績不振で突然日本市場から撤退したことがあり、保守サービスが受けられずに大変な不便を感じました。
ことが医療や介護の保険の場合では、その影響はコンピューターと比較できないほど甚大です。
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