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靖国神社が合祀取り下げを拒否

 太平洋戦争後にBC級戦犯として処刑され靖国神社に合祀(ごうし)された朝鮮半島出身者の遺族らが、合祀の取り下げを求めたのに対し、靖国神社が拒否したことが31日、分かった。

 韓国人元BC級戦犯者遺族会などが明らかにした。

 同会の姜道元会長らは12月10日に靖国神社を訪問。処刑された朝鮮半島出身者23人の合祀の確認を求めた上で、「合祀を望んではいなかった」として取り下げを求める要望書を提出した。

 靖国神社は27日付で文書回答。15人の合祀を確認できたとしたが、戦死者らの合祀については「神社創建の趣旨と慣習に従っている」として、取り下げは受け入れられないとした。

 姜会長とともに要望書を提出した在日韓国・朝鮮人の元BC級戦犯らでつくる「同進会」の李鶴来会長は「なぜ本人や遺族の意思を無視するのか。まったく理解することができない」と話している。

[2007年12月31日21時37分]

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